デジカメ万歳![雑記]
(2005-08-16 00:00:00) by okamori


そう言えば、ちょっと前までものすごーくカメラに凝ってたことがあります。
きっかけはカメラを1台をもらったことなんですけど、いやはや・・・ハマっていました。
まあ、ハマり過ぎて大後悔ということなんですが・・・


もともと「機械」って言う物がものすごく好きなんですね。こう・・・金属の部品がものすごく精巧に組み合わさっている・・・なんて言うのが、もう堪らないわけです。
だからこの時愛用したいたカメラも、ものすごくアナログなカメラで露出もピントも手動でした。シャッターも機械式というやつで、切る度にガシャッっとすごく大きな音をたてていました。ですから、撮れる写真の大半はピンぼけか、暗すぎたり明るすぎたりです。でも、そんなことは全く気にせず
「フフ・・・俺はツウだぜ・・・」と大いに愉快な勘違いをしていたわけです。この頃はまだカワイイもんです。普通にカラー写真を撮っては
「やっぱりカールちゃんは違うね!」と一人、悦に入ってたものです。ちなみにカールちゃんとはカール・ツァイスというレンズメーカーです。普通はツァイスと略しても、カールとは言わないみたいです。でも、私は買い集めたレンズにカール1号、カール2号と名付けていました。この辺りで止めておけば良かったんです。
が、ある時
「ツウはやっぱり白黒じゃないか・・・うん!モノクロこそツウだ!」と思い至ってしまったわけです。そして
「モノクロなら自分で現像するだろう・・・うん!それでこそツウだ!」となっていったわけです。
こうなるともう止まりません!暗室を作り、現像する機械や薬品を一式そろえちゃったわけです。
これ、やったことある人ならわかると思うんですけど、かなり面倒くさいです。温度管理とかフィルムの取り扱いとかほんとに細かい作業なんです。特にフィルムの現像では不器用な私は何回やってもかなりの確率で失敗するんですね。
つまり「私には向いていなかった!」わけです。
でも、それなりけっこうにがんばりましたよ。ちゃんと現像して額に入れてプレゼントしたりして喜ばれていました・・・・・・と思っています・・・迷惑だった人、ごめんなさい!
でもですね、やっぱり当然のごとく、面倒になって、現像してないフィルムは山積みとなり、現像しても整理できないネガが部屋中に溢れ返るようになったわけです。
ハッキリ言って悪夢でした。部屋は一日中、薬品の悪臭(強烈な酢の臭い)がしてるし、ネガに煙草の火が燃え移ってあやうく火事になりそうになるし、もう・・・こんなこと止めちゃおうかな・・・と思ってたところに、デジカメの追い打ちです。
かなり抵抗したんですけどね・・・。デジカメ・・・あぁ・・・もう!便利ですもの!
それに最近じゃ、デジカメなのか銀塩なのか写真見ても私では区別がつきません!あっ、銀塩とは普通のフィルムです。ツウはこう言うのです。ツウなのに区別がつかないわけです!つまり・・・ ツウじゃないわけです!何を言ってるのかよくわからなくなりましたが、とにかく、デジカメ最高!・・・整理楽だし・・・。


というわけで、スッパリとアナログカメラからは足を洗い、おかげで暗室と言う名の物置ができて、かなり部屋も片付いて、めでたしめでたしです。ほんとに良かった。


ただ、ここに一応、多少は整理されたネガがけっこうあるわけです。自分ではけっこう昔の扉座やM.O.P.の愉快な写真もあるぞって感じです。でも、さっき書いたように大半はボケボケか真っ暗か真っ白なんですけどね・・・。
ちょうど書くことにも困っていますし少しづつアップしようかと思っています。
しょうもない写真ばかりですが、よかったら楽しんでください。


「最初の嘘と最期の秘密」の舞台セットでのマキノさんです。
05816-makino1.jpg

そうそう、フィルムをPCに取り込むことですが、持つべきものは友!フィルムを読み込めるスキャナーを借りることができました。



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