ニュースを観てて思ったのですが、子供の頃を思い出しても何故かしらアソコのケーキを食べた記憶がありません。近くの商店街にはペコちゃんが立っていましたから、食べるチャンスはあったはずなんですが、買ってもらった記憶が無いんですね。
考えてみると不思議です。私は今も昔も甘いものには目がありません。
と言うわけで、改めてその事を母親に聞いてみたところ
「何言うてんの、せっかく買ってやってもあんたが『不味い!』言うて食べへんかったやないの」
との事でした。
これは以外な答えでしたね!
だって我が家の環境でケーキの味がうるさくなると言うのは考え難いです。とにかく、食べ物に関しては
「質より量!」
と育てられた覚えがあります。我が家の家訓は
「男が食べ物の事でグズグズ言うな!腹が減ってりゃ何でも美味い!」
です。
うーん・・・どうして子供の私はアソコのケーキを不味いと判断したのでしょう・・・それも食べられないくらい不味いって・・・
ああ・・・もう!今となっては確かめられません!
私にとって子供の頃から変わらず愛して止まない味と言えば何と言ってもこれです。
崎陽軒のシウマイです。シュウマイではありません。
これがほんとうに子供の頃から大好きなわけです。横浜に買い物に行った時とかですね、帰りに買ってもらえたりしたわけです。あと、新横浜から新幹線に乗るときには必ず買ってもらいました。新幹線の車窓を眺めながらコレを食べていると子供ながらに何とも贅沢な気分に浸れたものです。
今でも、新横から新幹線に乗るときは必ず買いますね。座席に座りテーブルを出して、このオレンジの包みをポンと置くと、ちょっとワクワクした旅行気分と言いましょうか、とにかく「幸せ」になれます。
ちなみにシウマイ弁当とかは邪道です。ご飯とか唐揚げとかは無用です。
こうやって、シウマイばっかりゴロゴロっと15個入ってるのが最高です。
昔はですね、シウマイ一つ一つにグリンピースが乗っていたんです。で、蓋を開けると大半は取れてるんですね。シューマイを食べ終わった後に、その落ちたグリンピースを一つ一つ爪楊枝で刺して食べるのがまた好きだったんですが、いつの頃からかこのグリンピースが無くなってしまいました。駅の崎陽軒のお姉さんに聞いたところ、
「今は中に練り込んであるんです。味は変わってませんから」
との事でした。
いや・・・グリンピースって練り込んじゃダメだろう!あれは上にチョンっと乗ってるからステキなんですよね?
まあ多少の減点はあるにしろ、今でも愛して止みません。
今回この写真は新宿で買ったシウマイをロマンスカーの中で撮ったものです。最近は新宿の駅の売店とかでも買えちゃうわけですが・・・・・・やっぱり新横で新幹線にはかないませんね。