ちょっと『風林火山』[雑記]
(2007-06-25 00:00:00) by okamori


ちょっと『風林火山』の事です。
あまりこの事は書く機会が無かったわけです。もともと「ごぶもり日記」は舞台以外の仕事は書いてないのですね。なのにちょっとこれだけ差別するみたいなのはイヤだなと思ったりしたわけです。でも、長期にわたってがんばったわけですし、応援のメールなんかもけっこうもらったりしたので、ちょっと挨拶をと思ったわけです。
撮影の方が一区切り着きました。
どう着いたかは、まあ、雑誌とかには載ってるみたいですが、見てのお楽しみと言うことです。
あの、あくまで撮影の方が一区切りなわけで、お話の方は矢崎家は夏に向かって、どんどん佳境に入って行きますので、よろしくお願いいたします。
こんなところもですね、ちょっと覗いていただければと思います。

さて、と言うわけで、私のモードは『エンジェル・アイズ』に切り替えなくてはいけないわけです。が、まだ、どんな芝居なのかはわかっていません。
「とにかく、西部劇!」
情報はこれだけです。しかし、ワクワクするには十分です!
私にとってですね、西部劇と言えば「これ!」と言うシーンがあります。酒場のあのシーンです。
西部劇によくある押しても引いてもいいバネ仕掛けのドアをバーンとやってですね、一人のガンマンが入って来るわけですよ。そして、カウンターに一枚コインをピッと置くとですね、酒場のオヤジが、この人は決まって太っちょです、小っこいグラスにウィスキーが盛り上がるくらいトクトクと注ぎます。で、このグラスをどうするかと言うと、持って行くんじゃないんですね。そのガンマンの所までシャーッっとカウンターの上を滑らせるわけです。ガンマンはすかさずそれをパッっとキャッチして、クイと飲んで、また、カウンターにタンッと置くのです。
こ、こ、こ、これが・・・この・・・ピッ、トクトク、シャーッ、パッ、クイ、タンッが・・・大好きなのです!堪らないわけです!・・・カッコいい!!
子供の時にマカロニウェスタンを観てて、
「大人になったら絶対にあれやる!」
と思ったものですが・・・ま、未だに一滴もアルコールはダメなわけです。
とにかく、私が演出家なら、紀伊国屋の舞台の端から端までカウンターを作ってシャーーーーッと絶対にやるんですけどね。・・・・・・あっ、私はこのキャッチするガンマン役は辞退します。絶対に取り損ねて、グラスが客席に飛び込んだりして、大変な事になるのが目に見えます。・・・酒場のオヤジの役もどうでしょう・・・投げる方もかなりのテクが必要そうです。よく考えたら、舞台でこれはキケンなので止めておいた方がよさそうですね・・・残念!
いやいや、しかし、どんなお芝居になるのかほんとに私も楽しみです。妄想は膨らむ一方です。もう、私の脳内劇場では様々な名シーンが出来上がっております。皆様もどうぞご期待ください。
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