さて、稽古が開始されたわけです。
いつも通りの静かな立ち上がりなわけです。
みんなで探り探りと言いますか、ある意味、初日独特な緊張感があったりするわけです。
ただ、いつもと全く違う事があるのです。
それはですね、台本を10ページぐらい読み進むとですね、ガラっと・・・こう・・・変わるのですよ!何て言えばいいのでしょう・・・紙の上の文字の景色が!
だから、書体から文字の大きさ、行間、一行の文字数、ト書きの書き方、こんなんが見事に違うのです。まあ、複数の脚本家が書いたバラバラなお芝居なわけで、当然と言えば当然なのですが・・・。
脚本の書き方に決められたルールみたいなものは無いわけなんですね。それぞれの脚本家の方がそれぞれに読みやすいように工夫した結果がこうなってるんでしょうね。
なんか、新鮮な驚きがあったりするわけです。
あと、ほんとに今更なのですが、今日、改めて実感したことがありました。
自分が出る芝居の数だけ役を作らなきゃならないと言うことです。
これは、とてもワクワクしております。役者冥利に尽きるって感じですね!
・・・でも、ちょっとだけ
「あぁ・・・大変だぁ・・・大変かもしれない・・・」
とかもちょっと思っちゃったりしちゃうわけです。2役ぐらいならけっこう経験があるんですが・・・。
大丈夫です!がんばります!
稽古初日ってのはいつもそうですが、サクっと終了します。そして、みんなでワーッと飲みに行くわけですが、今日はまだ役者も全員集まれなかったので、また後日と言うことになりました。
で、まあ、軽く打ち合わせの風景です。
もぼがおります。
なんと、一番に台本を書き上げたのがもぼだったのであります。
そして、この台本に対して、私の脅しなんか関係なく(よくわからない方は「もぼやき」を参照してみてください)、横内と茅野から一切のいちゃもん無し!賞賛の嵐だったのです!
さすがに、もぼです。やります。ほんとにいい話しに仕上がっておりました。師を越えたかもしれませんねぇ・・・ウソですウソ!それはまだまだと言う事にしておきます。
とにかく、もぼ!お疲れ様でした!ありがとう!
この後、もぼと茅野と私とで対談なんかをしたのですが、それはいづれ扉座のHPに掲載されると思いますので、よければ読んでみてください。ひたすらバカな話しをしています。
では、今日はこの辺で。しばらくは余裕の無い毎日です。