今日からガチっとシフトチェンジしまして、道新ホールへと乗り込みました。
ちなみに「道新」とは「北海道新聞」の略ですね。北海道新聞のビルの最上階にあるのです。
今日は「仕込み日」ですね。
道具類を搬入して舞台装置を立てる日なわけです。
この搬入がですね、劇場によってかなり条件が違うのです。楽な所もあれば、ツライ所もあるわけです。
比較的郊外にあって新しい劇場は搬入は楽ですね。
トラックをバーンっと横付けして、扉を開けたらすぐステージ! なんてのはほんとに楽勝です。
ここまでじゃなくても、トラックを横付けして、扉を開けたらすぐ巨大なエレベーター。そのエレベーターが舞台袖につながっているって感じが多いでしょうかね。これもエレベーターの待ち時間があるにせよ、楽な部類です。
ただ、地理的条件のいい都会のど真ん中にある古い劇場となるとこうは行きません。
道新ホールも札幌の街のど真ん中にある(時計台のすぐ近くです)伝統ある劇場なので、搬入はかなり苦労します。紀伊国屋さんもこの類です。
トラックを歩道脇に駐め、一般の歩行者の方々に注意をはらいながら、新聞社の一般出入り口からエレベーター前まで運ぶのです。このエレベーターは決して大きくない普通の一般に利用するエレベーターです。
もちろん、大きな道具はこのエレベーターには入り切りません。大きな道具類は荷物用の巨大なエレベーターを利用するのですが、これがかなり劇場からは距離があるのですね。北海道新聞のビルはかなり広いのです。
この長い通路のまだ遙か彼方にそのエレベーターがあります。
ここをずーっと運んで来るのです。
通路がまた狭いのでかなり苦労します。
壁にぶつけたりしないように要注意です。
で、やっと劇場内に到着。
劇場はほんとに素晴らしい劇場です。