新しい新羅生門

昨日、『新羅生門』を観て参りました。

いやいやいやいやいやいやいや・・・ これはですね、私にはもう・・・ 感慨が深すぎて、深過ぎて・・・

善人会議時代でも初期の作品です。
初めは私と六角とかでやってたのですが、そのうちに世代も二代、三代と交代し、演出も横内から茅野へと変わって、かなり公演を重ねた作品です。すごく愛された作品だと思います。

久しぶりに観させていただきました。
もう・・・ そりゃ・・・ 堪りませんよ!
舞台を観ててですね、その舞台よりもですね、やっぱりそっから連想されちゃう想い出に耽る時間の方が多くなっちゃいますよね。横内とかにはちょっと失礼ですけどね。

この芝居、私と六角が本名の岡本と山地で登場するんですよね。当時はメイクなんかもしてませんでしたし、衣装なんかもその日に着てきた私服でした。一応、GパンとTシャツって指定だけあったのは覚えています。
まあ、ここで、この頃のエピソードを語り始めたら、それこそ朝まで語っちゃうわけですが・・・いやぁ・・・ 何でしょうねぇ・・・ これはちょっと初体験な気持ちでした。

でも、ほんとうに出演者のみなさん素晴らしかったです。
特に鬼のお母さん役の新井純さんは・・・ ファンタスティックです!
私ごときが簡単に褒めちゃったりしては失礼に当たるかもしれないくらいの大大先輩なわけですが、耽っていた想い出から舞台に引き戻されてしまいましたからね。
とにかく、お美しい!! 容姿、立ち振る舞いが・・・ もう・・・ スンバラなわけです。
鬼の母親がすっごい美しいと言うのは、私にとっては実に新しい、そして、ほんとうに素晴らしい『新羅生門』でした。

あっ・・・ 決して以前、善人会議でやられた女優さん方が美しくなかったとか、そういう事じゃありません・・・ ええ・・・ 違います・・・ そういうこっちゃないんです・・・ 
ごめんね、伴ちゃん、三千代さん。にははははははは。

お時間のありましたら、ぜひ観てみてください。
私はとても客観的に観られる舞台ではなかったわけですが、素晴らしい舞台だと思います。
3/22までせんがわ劇場でやっております。
詳しくはこの辺りを。

終演後、ロビー乾杯にて。
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ほんとうに久々の伴ちゃんの洗濯女は懐かしいを通り越してました。


そして、横内はこの後すぐ秋田へ行くわけです。
アトムですね。
がんちゃんも一緒です。
羨ましいです。
いつもならだいたい横内の方から
「遊びに来いよ?」
と言ってくれるのに、今回は言ってくれませんでした。
私の方から
「遊びに行ってもいい?」
と聞いたら
「おお・・・ 来てくれよ・・・」
と、どうも歯切れが悪いのです。
そりゃそうですよね。秋田で5月の芝居を書かなきゃいけないわけです。
かわいそうです・・・
がんばってください!!