百鬼 in 酒田

『新浄瑠璃 百鬼丸』全日程終了しました。・・・ホッとしております。
いやいや、明日、家に着くまでが旅公演です。

ま、とにかく、今日一日をザッとではありますが・・・。

弘前を朝6時にバスで出発です。
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6時間と聞いていましたが、5時間ほどで酒田に到着。

ここでですね・・・さすがに私も疲れが出たんですね・・・。バスから降りるとフラフラするのです。そのうちに頭がガンガン。楽屋のソファーに倒れ込んでしまいました。
私はクルマで寝られない方なんですね。自分でよく運転するからでしょうか、「寝ちゃダメだ!」と心のどこかで思ってしまうのです。
敢え無く、仕込みを断念。ホテルで休養を取ることになりました。
あああ・・・もう・・・情けない!

私が仕込みを手伝えなえばっかりに、さぞかしみんな手こずっているだろうとホテルのベッドで心配していたのですが、今日は仕込みの最短時間を記録したそうです。にははははははは。
私がいない事に気づいていない奴も・・・チッ!

実はこの時、鶴窪先生がわざわざ私たちの体調を気遣って、特にノドですね、酒田まで最後の陣中見舞いに来て下さったのです。ほんとに・・・もう・・・ありがたいです。
体調不良でろくな挨拶もできず、ほんとうに申し訳ありませんでした。
扉座はこういう人たちに支えられて、公演が成り立っているわけです。
ほんとうにありがとうございました。

1.2時間熟睡すると、だいぶ気分も良くなったので、劇場までアップも兼ねてブラブラと散歩しながら向かいました。
酒田はほんとにステキな町です。
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写真ではちょっと曇っているのですが、ほんとに空がキレイなのです。そして、空が広い! ほんとうに広い!
高い建物や山が無いせいなのでしょうか。ほんとにキレイでひろ???い空がどこまでも広がる町なのです。

ここが劇場。
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酒田市文化会館希望ホールです。
すっごくりっぱなホールです。収容人数が1200なのですが、その広さを感じさせない素晴らしいホールです。

熟睡と、鶴窪先生のお気遣いと、ステキな町の景色と、大きな空と、素晴らしいホールのおかげで、私の妖気も完全回復です!
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楽日、改めて自画自賛しますが、いい舞台だったと思います。

公演終了後、ロビーで交流会がありました。
「ほんとに? 絶対?」
と聞き返したくなるようなお褒めの言葉の嵐に翻弄させていただきました。
扉座と酒田もほんとうに深い関係があるのですね。もう15.6年前になるのですが、『新羅生門』がここ酒田で一大ブームを巻き起こしたそうです。残念ながら私はそれに参加していませんでしたが、その噂だけは聞いておりました。その頃からズーッと扉座のファンであり続けて、今回も駆け付けてくれた人が大勢おりました。
酒田市演鑑の皆さま、善人会議より扉座ファンであり続けてくれていた皆さま、ほんとうにありがとうございました。

バラシ終了後、最後にスタッフの方達も含めて、みんなで記念撮影です。
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私は早々にホテルに引き上げて来ましたが、今頃はどこぞで心ゆくまで飲んでいることと思います。

明日は帰京の様子と改めてお礼など。