ごめんなさい!

稽古中はやっぱりみんなと飲む機会は多いですね。
私は全く飲めないわけですが、それでも愉快なのでよく付き合います。

前回の稽古初日の飲み会の事なのですが、私はなぜか興が乗りまして、お酒を作る係を買って出ました。
目の前に焼酎とグラスと・・・水とかウーロン茶とかお湯とか氷とかをズラーと並べまして、みんなからご注文を聞くわけです。

私は一応、劇団ではちょっとか偉い人なので、みんなも少々恐縮しながら
「それではお願いします」
って感じになります。
私「はいはい。どんな感じで?」
みんな「7:3ぐらいでお願いします」
私「お? 薄目じゃないですか?」
みんな「明日も稽古ありますので、少々控えようかと」
私「なるほどなるほど。では7:3で」
ってな具合です。

しかし、これ、みんなが言う濃さに忠実に作りますと、露骨にこの劇団ではちょっとか偉い私に向かって不満そうな顔をいたしますね。
みんなの心の声「・・・岡森酒が飲めねぇからな。こんな薄いの作りやがるんだよな・・・しょうがねぇか・・・チッ!」
もう、はっきりと聞こえて来てしまいます。

だもんですから、私も7:3といわれようが8:2と言われようが5:5で作ることにしています。
私「お味はいかがですか?」
みんな「美味いッス! いや、岡森さんにお酒を作っていただいてほんとに嬉しいです!」
それからは宴の席もどんどん盛り上がっていくわけです。

いろいろ気遣いも大変です・・・

で、2時間ほど経ちますと、みんなの目つきも変わってきまして、話している話題も繰り返しになってまいります。
私「おかわりですか? 7:3で?」
みんな「おう! 同じでいいよぉ?」
言葉遣いも変わってきます。
しかし、これくらいになってきますと、私もお酒を作るのがだんだん飽きてくるんですね。
ですので、いろいろ実験を試みるわけです。
9:1で「ほぼ焼酎!」とか、1:9で「ほぼ水!」とか、もう・・・出鱈目に作って出しては反応を楽しむわけです。
私「お味はいかがですか?」
みんな「美味いッス??! ありがとうございます??!」

見事に・・・誰一人として気付きません。

酒は飲めずとも、酒宴の席での楽しみ方はいろいろあるわけです。にはははははははは。

みんなー! ごめんねー!!

で、昨日、知らぬうちに私に焼酎をほとんどストレートでガンガン飲まされたがん平の「今日の自分撮り」のコーナーです。
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ああ・・・やっぱり失敗ですねぇ・・・。
顔が半分ですし、バッグに写そうとした今回使用される様々な楽器類もほとんど写っていません。
だいぶ・・・酒が残っちゃったみたいです・・・にははははははは。
いや・・・朝、会った時にですね
私「あれ、がんちゃん、なんか調子悪い?」
がん平「ええ・・・なんか・・・酒がかなり残っちゃって・・・」
がんちゃん、ごめんなさい。


これは昨日の事です。
横内の都合でちょっと稽古が早く終わり、あつみさんと三千代さんとハンラサンへ。
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外から入って来る風がとても心地良く、また、格別なお味でした。