調子がイイようです。

ちょっと日が経ちましたが、黄金の一週間、いかがお過ごしでしたでしょうか?

思い切りどうでもいい事をダラダラとです。
今、三国志がちょっとブームみたいですね。GW、私もいろいろな番組でけっこう楽しみました。

ただ、ここでですね、すっごい気になる事があるのです。
いや、前々から気にはなっていたのですが、あの映画を観てからですね、ほんとに・・・もう・・・どうにも気になって仕方がないわけです。

この・・・帽子ですね。
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これ、確か、初めて出会ったのは中学の歴史の教科書だったと思います。秦の始皇帝の肖像画ですよ。こんな感じでしたよね? にははははは。
ま、その時は
「・・・まあ、時代もお国も違うしね・・・」
ぐらいの感覚だったんだと思います。それにしても・・・やっぱり・・・変です! にははははは。

だいたい、この帽子の名前はなんて言うのでしょうか?
これ、あれでしょうね。日本でも昔は偉い人は直に見ちゃいけなかったじゃないですか? 御簾でしたっけ? なんか・・・すだれ越しに謁見するんですよね。その進化形なんでしょうね・・・多分。
だから、この帽子の登場以前はお付きの人がすだれを持って歩いてたのですよ。で、偉い人の前にササッとかざしてたんでしょうね。
偉い人が右に向くと、右にササッ。左向くと、左にササッ。きっとそれ専門のスペシャリストな方がいたんだと思います。
ただ、戦争とか切羽詰まった状況の時に、ササッ、ササッ、ってやられるのはさすがに偉い人も
「ああー! もうっーー!! うっとうしいー!!!」
って事になったんだと思います。
そこで、開発されたのがこの帽子ですよ、きっと。当時はかなり画期的な発明だったんだと思います。かなりポータブルになってますからね。
まあ・・・うっとうしいのは変わらないとは思いますが、習慣って、なかなか変えられるもんじゃないですからね。

でも、やっぱり、うっとうしかったんですよ。あの映画で観る限り、三国志の時代はかなりこの縄のれんが短くなってましたからね。顔の下半分は見えてます。秦の始皇帝の時代から2.3百年経ってますから、だんだん短くなったのでしょうね。
ただ・・・あの長さが・・・あの長さがイケマセン! 絶対にダメです! あの長さだと、絶対にジャスト目に入っちゃます!
パーっと走って来て、急に止まった時なんか危険です。振り子みたいに揺れたあの縄のれんの先っぽがちょうど眼球を直撃です。
この孫権の俳優さん、苦労なさったんじゃないかと思うのですよ。あれが目に入って、何回かNGテイクになったんじゃないかと思っちゃうわけです。

あの・・・目の前に自分の意志とは無関係にプラプラ揺れているのはどういうものかと思います。締まらないですよね・・・いざって時に。
偉い人「よいか、みなのもの(プラプラ?)! 心してかかれ(プラプラ?)! 突撃?(プラプラプラ?)!」
みなのもの「・・・ぷっ」
ってなりますって、絶対に!

ええ・・・もう・・・ダメです。こんな事を考え出すと、そっちばっかり気になって、本編の筋が全く頭に入って来なくなってしまいました・・・にはははははははははは。

いや、あの、私は決して、このアカカベの映画をバカにしているわけではありません。すっごい映画だと思います。
しかし・・・どうにも・・・あの帽子が気になって・・・気になって・・・そっちの事ばっかり妄想してしまうのです。
もう・・・ほんとに・・・バカ! です。
アカカベファンの皆さまにはお詫び申し上げます。
でも、そう言う事ってありますよね? 

とにかく、我が巨人軍はとても調子が良く、私にとって事も無く平和な黄金な一週間でありました。

まだ言うかって感じですが・・・にははははははは、あの帽子の最終進化形が早稲田に入ると立っている大隈さんの銅像が被っている帽子なのでしょうかねぇ・・・。筒状の上に正方形の板が乗っていて、一房ペロっと垂れているあの帽子です。
あれは、でも、西洋の物っぽいですよね・・・。しかし、意外とルーツは同じかもしれません。