ペイント イット ブラック!

ずいぶんとサボってしまいました。

いえ、あの・・・実はとうとう私のパソコンが逝ってしまったのですね、ええ・・・。
ほぼ5年間、酷使したわけですが、よくがんばってくれました。逝くまでは快調そのもので、全くのトラブルフリーでしたからね。
ちょっと具合が悪いかな・・・と思っていたら、そこからはあっという間でした。なかなかりっぱな散り際だったって感じです。
「わ、わ、私は・・・そろそろ・・・ダメです・・・」
とちゃんと知らせてくれたのは嬉しかったです。おかげで大事なデーターは避難させておくことができました。
前回の時はいきなり
「プツンッ! ・・・カラカラカラ・・・」
で終わりでしたからね。
とりあえず、5年間がんばってくれたパソコンに合掌です。

で、あわてて新しいのを買って来たわけです。
私の場合はデスクトップです。安くても高性能です!
しかし、再設定がめんどくさいですねー。
必要なソフトやドライバを探すのに・・・もう・・・ほんとに・・・部屋中を引っかき回さなければなりませんでした。
それと、IDとかバスワードとか・・・見つかるわきゃないですよ!
なんとか、四苦八苦して
「こんなもん?」
って線まで設定できたわけですが、そしたら、しばらくパソコンを見るのもイヤになっちゃったんですね・・・にはははははは。

ってなわけで、今日、やっと気を取り直して更新です。

今、私がかかっている仕事は
リバーソング」これです。
もう本番も近いわけですが、私は割と・・・ほっとかれております。これはあくまで厚木市の市民の方たちが主役のお芝居で、私なんかに稽古の時間を割いているヒマは無いわけですね。
内心、ちょっと焦ってたりもしてます・・・にはははは。
でも、ほんとに、市民の皆さんはものすっごくがんばっています。
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そして、作・演出の横内は、当然、すっごく大変そうです。どう大変なのかは「横内健介Diary」を読んでいただくとわかっていただけると思います。
犬飼君もスタッフワークの方で獅子奮迅の活躍しておりました。
で、まあ、この日、帰りにクタクタに疲れ切った横内とラーメンなどを食べていたわけですが、さすがに座長ですね。「リバーサイド」でいっぱいいっぱいのはずなのに、次の扉座公演の事も考えてたりするわけです。
横内「そろそろ、次の扉座も書かなきゃ・・・」
私「おお・・・大変だねぇ・・・」
横内「タイトルは決まってるんだけどねぇ・・・」
私「何? なに?」
そうなんですよ。公演のタイトルって、ずいぶん前から決まってるもんなんです。宣伝とかその他諸々の事情があって、公演の一年前には決まってるんです。
作家の頭の中では一片の欠片もお話が無いのに、タイトルは決めなきゃならないのです。
これって・・・まあ、しょうがないんですけど・・・無茶と言いますか・・・無謀と言いますか・・・。ですから、その時の思いつきで、なるべくお客さんに来てもらえそうな、ちょっとインパクトのあるタイトルをとりあえず付けちゃうわけですね。
あっ! 「阿片と拳銃」もそうですね。マキノさんも書く段になって
「どうするんだ・・・? このタイトル・・・」
って、おっしゃってましたからね。
「阿片」と「拳銃」がクリアしなくてはならないお題みたいにのしかかってました。
ってなわけで、横内がとりあえず付けてしまったタイトルが・・・なんと・・・
「人生のクライマックス!」(!は不明)
だそうです。
・・・これって、発表しちゃって良かったのかな・・・? まあ、いいですね。
ちょっと「おお・・・」って感じでしたぁ・・・。
今なら北京オリンピックのメダリストとかがすぐに頭に浮かびますが
横内「人生がすごく上手くいった奴の話なんか面白くないじゃん!」
そりゃそうですね。同感です。金メダリストの話より、金メダルを期待されていて、オリンピック直前で怪我でリタイヤするしかなかった人の話の方がずっとドラマティックな気はします。
まあ、どんなお話になるのか私もすっごく楽しみです。
次回の扉座、楽しみにしていてください。

最後に、「阿片と拳銃」で撮った写真で載せていない一枚があったので。
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小市君、黒くなり過ぎて、ハゲズラと色を合わせるのにものすっごく苦労していました。毎日、化粧前で悪戦苦闘していましたね。いくらハゲズラに茶系のファンデーションを塗っても、まだまだ小市君の方が黒いのです。私はそれを見かねて、
「ペンキで黒く塗っちゃえば?」
と進言したら、ちょっとムッとしておりました。