お伽 in 釜山 その5

釜山公演の初日を迎えました。
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快晴です。でも、やっぱり寒いです。

かなりの苦労があったようですが舞台は完成しておりました。
今回の舞台はジョン先生と言う韓国の著名な舞台美術家によるデザインです。。
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これが四方にあるツルをモチーフにした燭台です。私の書いたたんちょうづる!に何か相通ずるものがあるようで嬉しいです。ものすっごく私は個人的にこれを気に入っているのでが、公演が終了したら、これ一つもらえないものでしょうかね...? ちょっと劇団と交渉してみます。

ファン先生も合流。先生の純白のチマチョゴリ姿はほんとに美しいのですが、控えめな伝統的なアクセサリーもまたステキなのです。
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これですね、写真ではわかり難いのですが...エッポヨーです。

とにかく、リハーサルを慌ただしくこなしまして、いよいよ本番を迎える事となるわけです。
ちょっとその前に腹ごしらえです。
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ここは大学ですので、周りには学生向けのすっごいリーゾナブルな食堂がたくさんあります。だいだい3000ウオン、300円ぐらいですね。量はもちろん、味もなかなかマッシソヨーです。
ああ...なんか、こう言う所の雰囲気はどこも変わらないですね。なっつかしいです。
三千代さんはちょっと休憩。
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私もかなり疲れがピークです。
釜山で私たちの面倒を見てくれているヒランさん。外語大学の学生さんですね。もちろん、日本語はペラペラです。ほんとうに明るくて元気でものすっごく気を遣ってくれます。カムサハムニダ。
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チケットの完売にはりきる赤星君
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でも、ですね。ちょっと信じられないわけですよ。なんで韓国で私たちのチケットが跳ぶように売れたのでしょう? 少ない公演日数とは言え、なぜ完売...? なんか罠があるような...、ぬか喜びさせられているような...。

しかし! 開場してみてびっくりですっ! ほんとにチケットは完売していたのです! 
ロビーでごった返す人々。
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客席もぎっしりです。
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しかも、若者ばっかりです。
この辺は赤星君の撮影ですね。
で、この客席の反応なんですが、もう...異様な盛り上がりなのです!ウケるウケる...。何をやっても大爆笑なのです。
これにはちょっとびっくりました。「お伽の棺」はその手の芝居ではないはずなのですが...。
これが釜山国際演劇祭の盛り上がりなのでしょうか? これもお国の違いなのでしょうか?
でも、まあ、芝居を楽しんでいただいたのは何よりです。大勢のお客様にカムサハムニダです!

上演後、「Q&A」と言うコーナーがありました。
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いろんな質問に横内初め役者たちも応えると言うコーナーですね。
.........

昨日、ここで挫折したみたいです。帰りも遅かったですからね。今日は釜山の楽日です。劇場入りまでまだ時間がありますので、がんばって続きを。

「Q&A」終了後は釜山の演劇祭の代表の方と記念撮影です。
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さてさて、初日を無事に終え、各国の出演者が集まり交流するパーティー会場へ。
ここでも一盛り上がりあるのかと思っていたら...
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私たちだけでした。...うん、まあ、夢から覚めたような感じで...こんなもんでしょう! 浮かれ過ぎは禁物です。身内のみで初日乾杯でしたが、心からの乾杯でした。
ここでまたまたお詫びがあります。
えー...、韓国の乾杯を「ウィハヨー」と以前に書きましたが、これはとても昔の、しかも一部地域でしか、つまりインチョン地方でしかやられていないそうです。
釜山で「ウィハヨー」と言うと
「何それ?」
って感じになります。
で、韓国で一般的な乾杯はグラスを軽くぶつけて
「チャン!」
って言うそうなのですが、これもちょっと自信が無いので、もう少し調べてみたいと思っております。もう、あまり日数がありませんが...。

ここの会場、やっぱりとても寒かったので、仕切り直して、昨日、私とムーニーが行ったお店へ。
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ちょっと犬飼君の部屋へ遊びに行きました。
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犬飼君が今回の旅の日数分持ってきた入浴剤です。これでゆっくり疲れを取ろうと思い持ってきたそうですが...、一袋も使っていません。昭和のラブホテルも釜山のスンバラなホテルにもバスタブが無かったのですね。残念です。
私の部屋にももちろんバスタブが無いわけですが、やっぱり風呂桶にゆっくりつかると言うのは日本独特なものなんですねぇ。いやいや、日本人に生まれてほんとうに良かったです。

これから劇場へ向かいます。韓国での最終公演です。
しっかり地に足をつけて、がんばってきます!