お伽 in 釜山 その3
今日はいい天気でしたね。
でも、晴れても釜山は寒いです。天気に騙されて、Tシャツとジャージで出かけたら、一日中ほんとに寒かったです。
さて、今日は昼から稽古稽古です。
劇場内の稽古場を貸してもらい、一応の舞台を組んで...まあ、こんな感じです。
そうそう、ショーケースと言うのをやったのですね。
開場時間になると劇場が開きますね。ロビーにお客さんが溜まります。そのお客さんたちに自分たちの公演の宣伝をするわけです。
ロビーに一応簡単な舞台を作ってですね、ロビーの電気を消すと、パーッとロウソクを点けまして、なかなかだったのではないでしょうか。
主役は横内でした。知的かつ軽妙、絶妙なトークでお伽様の心をわしづかみでした!
集まったお客さん達にも喜んでいただけたようで、何よりでした。
私も風や雪や吹雪で大忙しだったので、写真を撮るヒマがありませんでした。残念です。
ここで、「ごぶもり日記」を読んでいただいている皆様に心からのお願いがございます。
私たち、決してサボっていたわけではないのですが、韓国公演の事で頭がいっぱいで東京公演の事がおろそかになっておりました。宣伝活動とかあまりやっていなかったのですね。と言いますか、やるヒマなんか無かったわけです。
案の定、チケットの売れ行きが...。
皆様、ほんとにこれは素晴らしい芝居です。扉座もミュージカルからストレートプレイからいろいろな事をやりますが、これはその中でも代表作と言って過言ではありません。
決して、観て、後悔はありません。なにとぞよろしくお願いします。
一同、頭を下げてお願い申し上げます。
右側の「岡森へのメール」から私にメールできますので、遠慮無く、チケットなど申しつけてください。
さて、ショーケース終了後も稽古に汗を流しまして、夕方からは釜山の繁華街へと繰り出しました。
ムフフではありませんよ。ショッピングですね。
すっごく、賑やかな所です。京都の新京極をもっとゴチャゴチャとした感じですね。こういう雰囲気を写真に納めるのってすっごく難しいです。すみません...。
素晴らしい所です! 日本じゃなかったです。
とにかく、靴屋さんとかばん屋さんと洋服屋さんがズラーと並んでいました。そこのオジサンが日本語で
「コピーあるよ、コピー!」
と盛んに声を掛けてきます。
横内はとりあえず、うちの若手たちにグッチだヴィトンだカルバンクラインだアルマーニの靴下を土産に買っておりました。
さすがに座乗! ヴィトンの靴下なんざ私は初めて見ました。
私は自分用です。
真夏の日差しに備えて、このような麦わら帽子を買いました。15000ウオン。1500円でした。
ショッピング終了後は釜山名物の海の幸を食べに。
一階はこのズラーっと魚市場なんですね。
ここで好きな魚とか貝とかカニとかアワビとか穴子とかタコとかヒラメとか...わけがわからないくらいいろいろ買いまして、
2階で調理してもらって食べるわけです。
刺身が美味かったですねぇ。カニの塩ゆでもマッシソヨーです。天ぷらやさばかれても動いているタコの足も...やっぱり日本人です。純和風の料理が並んだ後、やっぱり締めはチゲでした...。
なんか、日本VS韓国の野球の試合で9階の裏で韓国に逆転負けをくらった気分になりました。
明日は仕込みとリハーサルです。
がんばります!