愛おしい灰皿

だらだらとです。

えー、以前、私はクルマが好きだと書いた事がありますが、洗車は・・・嫌いです。
あの、私が洗車がするとですね、絶対に間違いなく必ず雨が降るんですね。ほんとに・・・降ります。
この際白状しますが、私はかなりのレインマンです。小さい頃から遠足とか運動会とか晴れてた記憶が全くありません。善人会議の旗揚げ当初、台風が来て、公演が危ぶまれた事もあります。
で、洗車をするともう・・・決まって雨が降るわけです。これにはかなり自信があります。日照り続きで苦しんでいる地方とかあったら、ぜひ、私を呼んでクルマを一台与えていただければと思っております。必ず降らせる自信があります。・・・ウソです。
ここ暫く天気が悪いですね。そうです。冬中、水が冷たいので洗車してなかったので、このあいだの暖かい日に洗車をしました。途端にこのあり様です。
年に何回も洗車なんかしないので、私が洗車した限りは、せめて一月は雨など降らないで欲しいものです!
しかしですね、カー用品店とか行くと、それこそ洗車グッズってものすごい数が置いてあります。カーシャンプーとかワックスとかコート剤とかポリマーとかタイヤ専用とか、それらを塗りたくる各種のスポンジとか、その塗りたくったのを拭き取る各種のウエスとか、ほんとにものすごいです。
今はどうもワックスよりこのコート剤とかポリマーが主流みたいですね。何種類もあって、ビデオでその効果を流してたりします。低いイイ声のお兄さんが一所懸命に説明してるのが、通路のそこかしこで流れています。
中に「NASAが開発した宇宙時代の・・・」とかありましたが、そんな大仰な物をクルマに塗らんでも・・・
「今、NASAはヒマなんかい?」
とか思ってしまいます。
洗車グッズが、こんな一大産業みたいになってるのは、やっぱり売れるからなんでしょうねぇ・・・。そんなに世の人たちは洗車に凝っておられるのでしょうか・・・ちょっと気持ちがわからない所です。
だいたい、ドアを開けて中に入っちゃえば外側は見えないわけですしね、
「そないにピカピカにせいでも・・・」
と思います。・・・じゃあ、私は中だけでもキレイにしてるのかと言えば・・・
「外からは見えないじゃん!」
って事にしてますから・・・まあ・・・私がだらしないだけです・・・。
そう言えば、五木 寛之 の「雨の日には車をみがいて」と言う小説をだいぶ前に読んだ事があります。クルマにまつわるとってもオシャレ~な小説だった記憶があります。なんか、
「雨天の時こそ洗車するのが粋だ!」
みたいな事だったような気がしますが・・・どうでしたっけ・・・。
あれ・・・雨天の日に新しい靴をおろすのが粋なんでしたっけ・・・。

これも以前に書いたことですが、「自立する革ジャン」が出番を迎えております。なんかちょうどいい気候です。重さに負けず、硬さに負けず、ちょっとがんばっております。
この革ジャンで鍛えているせいで、戦国時代の大鎧も軽々です!鎧を着たままスタジオをスキップとかしております。・・・ウソです。ちゃんとお仕事してます。
しっかし、この革ジャンが私に馴染むまでにはまだ20年はかかりそうです。

これが愛おしいのです。
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駅のホームにある灰皿です。最近はほんとに見かけなくなりましたね。この駅は以前はそんなに利用していなかったのですが、この灰皿があるために、最近はすごくよく利用するようになりました。
ほんとにホームの隅っこにあるんですが、嬉しいです。
「この駅の駅長さん・・・きっといい人なんだろうなぁ・・・」
とかしみじみと思ってしまいます。
でも、この灰皿が撤去される日も、そう遠くはないんでしょうね・・・。

タバコで迷惑されている方々にはほんとうに申し訳ございません。