救われた一日

不惑の年を過ぎたりっぱな大人ともなれば、各々もうりっぱな生きていく規範とかあると思います。
私も一応あります。
「怒られたくない!叱られたくない!」
これです。・・・我ながらすごく情け無いですが、ぶっちゃけた所です。
子供の頃からほんとに怒られ続けて来ました。もうね、いい加減、この年になってまで怒られたくないわけです。
そんなのもう・・・ほんとにションボリなわけです。

まあ・・・昨日、怒られたわけです。いや、もう、ほんとに私が悪いのです。全部、私がいけないわけです。言い訳のしようもありません。
なんで怒られたかと言うとですね、
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これですね。そう、ロマンスカーは全面禁煙になったわけです。もう喫煙できる車両は無いわけです。そんな事は重々承知していたわけです。でも、習慣と言うのは怖ろしいもので、ウトウトとしてフッと目を覚ました時に全く無意識にタバコに火を点けてしまったのです。
火を点けたその瞬間にです、前から後ろから横から、
「禁煙ですよ!」
あああああああ・・・ごめんなさい!ほんとにごめんなさい!申し訳ありません・・・。
ほんとに、目一杯、恥ずかしかったです。こう言うのってほんとに落ち込みます。
「あああ!もう・・・なんでオレはこうもダメダメなんだーー!!」
って感じですね。
新宿の駅に降りた時にはほんとにションボリでした。実は紀伊国屋に芝居を観に行くとこだったのですが、観ないで帰ろうかと思ったくらいです。

でもねですね、観て良かったです!イヤな事はさっぱり忘れられました。
ラッパ屋の「妻の家族」これのお陰です。
ほんとに面白かったです。笑いました。泣けました。
ドリさん、マキノさんが絶賛していただけの事はあります。
登場していた全ての人たちに
「とにかくみんな幸せになって欲しい!」
そう思える舞台でした。
あー・・・ほんとにいい芝居を見せていただきました。悪いことは言いません。これは無理しても観ておいた方がいいと思います。

すっぱり忘れさせていただいたのですが、普通の急行で帰りました。しばらくは禁ロマンスカーです。