エロエロ販売機

・・・・・・間が空きだしました。
ヒマだとヒマで書くことが無くて困ったりするのですが、忙しいとやっぱり・・・ね。
特に朝が早いのがダメなんですね。仕事が早く終わっても、一日使い物にならなかったりするわけです。
ま、無理しない程度に更新です。

こないだ書いた通り「LOVELOVELOVE10」を観たわけですが、それで久しぶりに「17歳だった!」を読み返したくなったわけです。
でも、あれですね、こう言う時に絶対に目的の本って見つかりませんね。私が本をちゃんと整理していないのがいけないのですが、いや・・・本だけではなく全てのモノが整理されていないわけですが、絶対に見つかりません。
そして、本の山をかき分けてると、前回とか前々回に必死になって探してた本が絶対に出て来ますね。しかも、同じ本が2冊とか・・・。これは、私が探すのを諦めて同じ本を買い求めてしまうせいです。
と言うわけで「17歳だった!」も2冊目を購入しました。
やっぱりですね、かなり愉快です。特に「夜に走るエッチ約一名」って言う章が秀逸ですね。エロ本の自販機にまつわる思い出話なんですが、もうね・・・涙無くして読めません!
私の世代の男性なら誰しもが何がしかの忘れられない想い出が絶対にあると思います。

しかし、最近、この手のエロエロな自動販売機をほんとに見かけなくなりました。これは、条例とかそう言うののはずです。禁止になったんですよね?詳しい事はわかりませんが、多分そうです。
でも、ですね、贔屓にしているラーメン屋の近くに怪しいのがあるわけです。改めて、ちょっと気になってしまったわけですが・・・
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怪しいですね。ジュースの販売機はちゃんとこっちを向いてるのに、他はあっちゃを向いています。エロエロな自動販売機には間違いありません。
しかし、ちょっと覗くだけでやっぱりドキドキしますね。かなり辺りをうかがいます。間違ってもここにこうしている姿を誰かに見られたくはありません。でも、勇気を出して一応、どんなものが売っているのか確かめました。
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今時・・・こんなワナに引っかかる奴がいるのでしょうか?
でもなぁ・・・エロエロエネルギー全開の高校時代ならやっぱりフラフラっとワナにかかっちゃったりしたのかもしれません・・・。

高校時代、かなりこの手の自販にはお世話になったわけです。自販機もけっこういろんな所にあったのです。でも、私はわざわざ隣の市の自販まで足を伸ばして買いに行っておりました。すぐ近くの書店の前にもあったんですけどね、
「もし、ご近所さんに見つかったら・・・」
と思うと・・・絶対にそこでは買えませんでしたね!
真夜中に自転車を片道30分ほど走らせて隣の市まで行ってたわけです。しかし、若いと言う事は素晴らしいですね・・・まあ、今より太らないわけです。
で、目的地に到着すると、自転車は自販機より少し離れた所に止めました。自販機の前に自転車を横付けしてじっくりエロ本を選ぶなんて事はいくら遠方に出向いたとは言えできません。離れた所から自販機に歩いて向かうわけです。そして通り過ぎます。決して歩調を緩めたりはしません。視線も真っ直ぐ据えたままです。目の端で通り過ぎる一瞬の間に好みのエロ本を物色するわけです。平均3回は行ったり来たりを繰り返していたと思います。とにかく、当時はエロ本はほんとに私にとっては高価でしたからね、絶対に失敗は許されなかったわけです。
さて、ターゲットをロックオンしました。いよいよ最終ミッションです。辺りを改めて確認し、ポケットの中の多量の100円玉を握りしめます。当時の自販は千円札なんて入りませんからね、百円玉が多量に必要だったわけです。ここで、落ち着かなければならないわけです。でも、「誰かに見つかったら・・・」と思うとやっぱり焦るのです。自販機にも「コインはゆっくり投入」と書いてあるんですが、どんどん投入してしまい、どんどん返却口にもどって来てしまい、そうしている内にコツコツと足音なんかが近づいて来ると
「あああ・・・もう!!」
と言うパニック状態になる事はほんとに度々でした。いや、ほんとにいい想い出です。

ここで、私の当時のエロ本の好みなんですが、一言で言うと
「活字中心!」
でした。
この手のエロ本のグラビアと言いますか写真にはかなり早い段階で見切りを着けていましたね。だいたい、自販機で売ってるエロ本と言うのはエロ本の中でもかなりダメダメな部類です。ちゃんと好みの素晴らしいエロ本が欲しいなら本屋さんできちんと中身を確認して買えばいいわけですが、そんな度胸なぞあるはずもありません。その辺の心理をみごとに利用されているわけです。本屋さんに並べてても売れそうにないものばかりが、自販機には詰まっていたわけです。
ほんとにひどかったですよ。明らかに自分の親より年上のブクブクふくれた化け物ばっかりでしたから。ああ言う本を高額な値段で買ってしまった時の自己嫌悪ったらなかったですね。肉体的にも精神的にもショボーンって感じでした。
そこで、青春まっただ中のエロエロ想像力と言いますか、エロエロ妄想力の出番です。なにせ「性」って漢字だけでドキドキできた年頃でしたからね、文章だけで十分目的は達成できたわけです。それに写真が無いものは安かったですからね。見た目は普通の週刊誌みたいなのでしたね、タイトルは「人妻実話」とか「週刊 OLスキャンダル」とかそんなんだったと思います。「性学一年生」てのもありましたね。

私のエロエロ魂が再び写真を見直すのは「ビニ本」の登場からです。
ビニ本・・・これはほんっとに懐かしいです!神保町に芳賀書店と言うのがありまして、浪人時代です。未だに付き合いのある高校時代の同級生とよく行ったのですが、その方の社会的立場を考慮しまして、Yの許可を取ってから、また何かの折に。