思い出せない・・・

昨日、もぼにやぼ用があって電話をしようとしていました。一応、説明しておきますが、もぼとは私の友人で、そう言う愛称の売り出し中の脚本家です。
が、なかなか番号が見つからない・・・。もぼの本名が思い出せないのです。
もともと私は人の名前を覚えるのがとても苦手な方ではあるのです。それに加えて・・・年齢?。もうね・・・この頃はほんとうにダメです!

入れ替わりが激しく大人数の劇団の若手などに至っては・・・もう、誰がだれやら・・・ごめんなさい!
「ねばねばランド」の時もですね、劇団に「クマ」と言う愛称のスタッフがいるのですが、彼女のこの「クマ」が思い出せない時があるんです。ほんとによく働く小さくてステキな女性なんですが、彼女の見た目とこの愛称のギャップもあるんでしょう、「クマ」が出てこないんです。みんなも、もちろん私も彼女の事をものすごく頼りにしています。で、すっごく大切な用事がある時に限って思い出せない・・・。
「なんか・・・動物!」
ってところまでは思い出せるのですが、それからは十二支が頭の中をグルグル駆け回るだけで答えは出てこないです。もういっそ適当に
「ちょっと、ウシちゃん!」
などと呼んでやろうかと思うんですが、できるはずもなく
「ああ・・・もう!この用事は後回し!」
ってな事になってしまうのです。
当然、その大切な用事も忘れ去られます。

けっこう親しい関係でもこの有様ですから、一度や二度、一緒に仕事をしただけとなるととんでもないです。だから挨拶の時はとにかく「初めまして」は禁句にしています。
「あの・・・初めてじゃないんですけど・・・」
って淋しそうに返された時にゃもう・・・、ほんとうにごめんなさい。
あと芝居を観に行った時にロビーなんかでよくあるんですけどね、
相手「あっ、どうもー。」
私「どうも、どうも、ご無沙汰してます。(この人・・・誰だっけ?)」
相手「お忙しそうですね?」
私「いやいや、それほどでもないですよー。(誰かのマネージャーさん・・・?)」
相手「また、ゆっくりね、食事でも。」
私「はいはい、楽しみにしています(全然、思い出せないね!)」
などとチョー大人の会話を交わす事、度々です。まあ、相手からも「岡森」の名が一言も出ない以上
「立場は同じだな!」
と安心してはいるのですが・・・。

で、話しをもぼに戻します。本名がやっぱり思い出せない・・・。
仕方なくパソコンを立ち上げました。もぼやきを開きました。
「す、鈴木だ・・・こいつ鈴木だった・・・。ケッ、ありふれた名字でやがるぜ・・・。哲也君だね・・・そうそう・・・」
しかーし!携帯のアドレス帳には鈴木哲也なんか無いのです!けっこう演劇関係者に鈴木は多いです。女性の演出家だの、どこぞの劇団の主宰者だの・・・しかし、哲也は無い!
「おれのアドレス帳に載るには十年早い!ってことだな!」
いやいや・・・ついこの前、電話したし・・・。
ありました・・・「もぼ」で登録されてました・・・。
やっぱり「もぼ」は「もぼ」かーーー!!

ここに、1Gのフラッシュメモリーがあります。これを突っ込む穴を頭に開けたいです。

今日は写真は無しです。小市君に初日乾杯の様子でも写メで送ってくれるように頼んだのですが、バタバタだったそうです。

でも、やっぱり・・・
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花園神社の酉の市です。それだけです。